アメリカの調査から時間やお金について考える
From
千葉県支部長
田村 健太
訪問ありがとうございます。
前回までの何記事かで時間の使い方についてお伝えしました。
今回は、アメリカで調査されたいくつかの統計値から、時間について考えてみたいと思います。
テレビについての2調査
ある調査によると65歳以上の人は平均して1週間に48時間テレビを視聴している。
また、人は一生の間に9年間もの時間をテレビ視聴に使っている。
どう思いました?
まず、高齢者は労働層が1週間分働いている時間をテレビ視聴に当てています(労働基準法の枠組みで考えて)
また、人生のうち9年間をテレビ視聴で使ってしまっているんです。
現在の若年層で考えると、スマホを見ている時間がそれに当たりそうですね。
仕事
子持ちの女性の70%は働きに出ている。
74%の人々は自分が以前よりも長時間労働していると感じている。
これは現代人にとって、昔よりも自分の時間を取りづらくなっている証明にもなっています。
昭和の時代は残業バリバリの時代ではありましたが、家庭に帰れば男は踏ん反り返ってテレビを見てお腹をボリボリかきながら笑っていられる時間を作れていましたよね。
そう考えると、女性が働きに出る共働き家庭が増えた今、自宅に帰ってもお互いが家事に追われてしまって時間が作れなくなってしまっているのではないでしょうか?
そう考えると上記の自分の時間が昔と比べても取りづらくなっていると示せますね。
お金
喫煙者は年間1,500ドルタバコで消費するが、これを年利8%の投資に当てると40年後には32,586ドルになる。
Money Value Of Time(時間の金銭的価値)について考えた時、年収10万ドルのM.V.O.Tは時間あたり40ドル。20分仕事をしないだけで約13ドル損失している。
この2つについてはどうでしょうか?
小さな消費を習慣として続けていっているものを他の投資に使うことで将来的に大きな貯蓄につながります。
また、自分の年収を時間あたりで計算すれば、現在の自分の時間に対する価値がわかってきます。
自分価値をわかってくると、ある視点で見れば浪費してしまっている時間も何か自分の価値を上げるためのものにできないか考えるようになるかもしれませんね。
感情と管理
91%の人は最終的には最善の結果が得られると考えている。
8%の人は1週間分の時間の使い方を詳しく手書きしている。
最終的に最善を得られると思っていても、そうならない場合がほとんどですが、全体の8%に当たる人は、その権利を持っているということになります。
これは、結果に向けて時間の割り当てをしっかりして使い方を明確に自分へ示すことで、いつでも確認できます。それによってそこに向かって行動を起こしやすくなるので結果がより良いものになりやすくなります。
いかがでしょうか。
いくつかの種類に分けてそれぞれの調査結果を見てきました。
時間や投資に使うお金は忙しそうに見えてもどこかに「眠って」いますしその時間や金銭のコストを有効に使っていくことができればシグニフィカント。将来的な意義がある時間が増えていきます。
より良い時間を手に入れて、自分自身も楽しく生活できるようにしていきたいですね。
今後の予定
12/9 脳卒中からアスリートまで使える歩行の真実
12/16 OPAサッカーメソッド 東京 OPA
12/23 代表波田野による定期施術会 東京 OPA
最後までお読みいただきありがとうございました。
千葉県支部長
田村 健太