【症例報告】走った際に膝と足背に痛みが出る30代男性

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千葉県支部

田村 健太

 

訪問ありがとうございます。

 

寒くなってきたこの時期、マラソン大会が各地で開催されています。

 

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今回の症例の方もマラソン大会に向けてトレーニングをしている際に、段差で左側の膝と足関節を捻り、その後どんどん痛みが増してきてしまった方です。

 

歩行をみてみると、MStで重心のシフトがうまくできておらず、体幹の動揺がみられていました。

 

可動域は股関節内転、足関節内反で痛みが出現しています。

 

筋力では内転筋と腓骨筋に筋力の低下がみられます。

 

ここまで綺麗に揃っているとは思いませんでしたが、ここまでくると間違いありません。

 

導診法でいう胆経の異常ですね。

 

ですので押圧するのは胆経の原穴である

丘墟(きゅうきょ)

 

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と背部兪穴である

胆兪

 

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にアプローチしていきます。

 

アプローチしてみるとどちらも激痛。

 

この痛みがペインスケール1〜2になるまでリリースして状態を確認してもらうと

 

「あれ?・・・」

 

どうやら困惑していたようで

 

歩いてもらったり走ってもらうと

 

「なんでか痛くないです・・・」

 

本人困惑のまま、リリースが不十分であることも考え次回の予約をとってその日は終了。

 

次に来た時には

 

「練習で走っても痛くなくなりました!!」

 

と笑顔で教えてくださいました。

 

いかがでしょうか?

 

ここまでバッチリハマるのも珍しいのですが、一回で痛みが取れることも導診法ではよくみられます。

 

方法は簡単で法則に当てはめれば難しい技術が必要ないことが、導診法いいところですね。

 

学べば学ぶほどその威力がわかってくるのもすごいところです。

 

誰でもそれこそセラピストでなくても身体の状態をよくできてしまう導診法。ぜひ学んでみませんか?

 

今後の予定

12/2 膝足部に対するトリガーポイント療法 東京 ぜん

www.bodymindspiritresearchlab.com

 

12/9 脳卒中からアスリートまで使える歩行の真実

seminar.ep-och.com

 


12/16 OPAサッカーメソッド 東京 OPA

www.opamasaharu.com

 

 

12/23 代表波田野による定期施術会 東京 OPA

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

千葉県支部

田村 健太